2026-05-27 11:29:45 梶井基次郎。かれの年譜をよむと、結核をわずらわなければどんな半生をおくっただろうとおもう。罹患してこそあえて放蕩、粗暴な振舞をおこなったともおもえるし、短篇が廿をかぞえるのみでも、命をけずるように小説を執筆したともおもえる。ともあれ梶井の遺した諸篇は後生に影響した。開高健然り。色川武大「ひとり博奕」もまた然らずや。 ▼ 檸檬運動ですかね。実生活に即した奇を衒うでもなくすっきりとした文学というと梶井基次郎が思い浮かびます。