2026-07-18 22:41:05 35にんがみたよ 〈〈小豆餅〉餅屋の婆の執念がバス停の名に遺る〈銭取〉/白川ユウコ〉『ざざんざ』六花書林。詞書は「浜松市中央区泉一丁目」、2023年の歌でその年の大河ドラマは「どうする家康」だった。 ▼ 〈七階にレースカーテンあけたれば遠州灘の松の樹々見ゆ/白川ユウコ〉『ざざんざ』六花書林。ならば浜松まつりのときは凧とかも見えるかな ▼ 〈コロナ禍に看板あまた毟られて鍛冶町さびし肴町わびし/白川ユウコ〉『ざざんざ』六花書林。たしかにコロナ禍であそこらへんの店は様変わりした。いきつけにしていた海鮮居酒屋もなくなった。 ▼ 〈立冬の桶ヶ谷沼に一頭のあかねとんぼが高く飛びおり/白川ユウコ〉『ざざんざ』六花書林。「一頭」と数えるところに昆虫学者であった父親の影響があるのだろうか