2026-08-06 06:22:24 63にんがみたよ 保田與重郎「木曾冠者」の初出は「コギト」第65号(1937.10)。平家物語論の一部として執筆した由。 ▼ この直前の文もいいんだ。與重郎全集④p.264〈彼らは劍戟の場しか生成の境地としてもたなかつたのである。〉〈劍をとつた二人の間に、修身教室の倫理から正義と不義の現れをとくなどは、概して後世墮落の民の習俗である。瞬間の切迫の中にさういふ空論は… ▼ 「木曾冠者」〈鬪ひは人力のきづいた線を突破した非常であり無常である。源氏ならば賴朝のために肝腦地にまみれさすが正しく、平氏なら清盛のためにタヒすが正しい。今日私がソヴエート人ならばスターリンの完全奴隷となつていさゝかもスターリンにヒユマニズ… ▼ #革命 與重郎全集月報に驚く。亀和田武は1968年與重郎の著作に出会う。党派下部活動家となった彼が暗記するほど繰返し読んだ『日本の橋』「木曾冠者」〈鬪ひは人力のきづいた線を突破した非常であり無常である。源氏ならば賴朝のためにタヒすのが正しい…