2026-08-10 07:50:59 29にんがみたよ 〈私〉の感情を、駅-汽車-海という三つの位相のイメージによる手の込んだ比喩で表現していますね。「愛憐詩篇」と同じ文語自由詩ですが、『月に吠える』『青猫』を経て書かれた「郷土望景詩」は言葉の強度が(ダジャレではないですよ為念)違う気がします。 ▼ "われひとり寂しき歩廊の上に立てば/ ああはるかなる所よりして/かの海のごとく轟ろき 感情の軋りつつ來るを知れり。"萩原朔太郎「新前橋驛」。群馬県の駅で海の連想というおもしろさ ▼ "橋川がここで都市インテリゲンツィアの「「故郷喪失」の感情」の例として引いているのは、萩原朔太郎の「郷土望景詩」であり"『#革命』第三章(注2) 「純情小曲集」(青空文庫)のなかに十篇ほどhttps://www.aozora.gr.jp/c…