2026-08-12 17:00:19 34にんがみたよ 『天使の誘惑』p.85「更級日記の少女」より十七歳の夏にMの書いた三つの手記のうちの一「のすたるじや」〈いつだったか、レントゲン撮影の最中に急に泣き出して、あの花壇に逃げ込んだことがある。/一人の若い看護婦が追いかけてきて、薬の空箱やこわれた注射器を私に与えた。/私は泣きながら看護婦の胸に飛込んだ。/看護婦も泣いていた。〉 ▼ 新木正人、難解ですよね。Мと看護師のエピソードは好きです ▼ きのう、田中食品のふりかけ〈旅行の友〉などと共にAmazonから〈評論集〉『天使の誘惑』が届いた。著者は新木正人(しんき・まさと)。早速ページをひらいて読みはじめるも難解きわまり無い。タイトルどおり、黛ジュンや中森明菜などのサブカルや、リル… ▼ "ニューレフトが真に保田的(そして、ある意味では三島的)イロニーを思想的に自覚しえたのは、六八年革命のさなか、新木正人という学生アクティヴィストの書き散らした見事な雑文をとおしてである。"(『#革命』p.80)先週の亀和田武「ポップ文化世代…