クリエイト浜松 — 静岡県西部の文化芸術系匿名掲示板

「更級日記の少女(一)」のMに於ける〈貴族と不良〉。〈「平俗低徊の文学が流行して…

37にんがみたよ
「更級日記の少女(一)」のMに於ける〈貴族と不良〉。〈「平俗低徊の文学が流行している。日常微温の饒舌は不易の信条を昏迷せんとした。僕ら茲に日本浪曼派を創めるもの、一つに流行への挑戦である。」と言えば不良であり、「最も美しいものの擁護のため、最も崇高なものの顕彰のため、……伝統芸術人復興の使命」と謳えば貴族なのである。〉
『天使の誘惑』p.90〈彼には(略)貴族であると同時に、不良であることの誇りがあった。貴族と不良は同じものである。(略)けれども、彼の誇りは実に悲しい誇りであった。更級日記の少女の手をとって、保田與重郎描くところの「日本の橋」を、どこまでも…
『天使の誘惑』p.87承前〈彼は非行少女を愛した。彼にとってその少女たちの突詰めた瞳だけが、この世で美しいと呼べるただ一つのものだったのである。彼は、自分自身を、おそらくその少女たちに賭けるであろうと思っていた。賭けることのない人生は無意味…
『天使の誘惑』p.87「更級日記の少女(一)」より。〈十七歳の少年(M)は、彼の懐かしく輝かしき革命のイメージと、現実の革命組織のあまりの薄汚さとのギャップに悩む。そして、日本の左翼には、なにか致命的な欠点があるのではないかと考える。しかし…