クリエイト浜松 — 静岡県西部の文化芸術系匿名掲示板

Mの手記「セント・ヘレナ」。1960年6月19日午前0時の新安保自然成立から〈虚…

40にんがみたよ
Mの手記「セント・ヘレナ」。1960年6月19日午前0時の新安保自然成立から〈虚しいシュプレヒコールがまだ耳にこびりついて離れない。午前四時四十分、おそらく僕は負けたのだろう。少なくとも勝ちはしなかった。けれども、これは前からわかっていたことではなかったのか。ここまで僕を引っ張ってきたのは、他ならぬ僕自身ではなかったのか。〉
「更級日記の少女(一)」Mの第三の手記「セント・ヘレナ」〈衆院の南通用門前に集結を終えた早稲田内の主流派約千人の先頭に立って、その時僕は何を考えていたのか。僕は多分賭けをしていたのだ。僕にとって、衆院南通用門は、明らかにワーテルローの丘であ…
「更級日記の少女(一)」のMに於ける〈貴族と不良〉。〈「平俗低徊の文学が流行している。日常微温の饒舌は不易の信条を昏迷せんとした。僕ら茲に日本浪曼派を創めるもの、一つに流行への挑戦である。」と言えば不良であり、「最も美しいものの擁護のため、…
『天使の誘惑』p.90〈彼には(略)貴族であると同時に、不良であることの誇りがあった。貴族と不良は同じものである。(略)けれども、彼の誇りは実に悲しい誇りであった。更級日記の少女の手をとって、保田與重郎描くところの「日本の橋」を、どこまでも…