2026-08-14 07:52:19 34にんがみたよ 黛ジュンは1948年生れで、新木正人より2つ歳下なのですが「天使の誘惑」でブレイクしたのが二十代のころなので〈少女〉というよりは〈若い女性〉というイメージが強いとおもいます。 ▼ 〈少女〉のみならず、年うえの(若い)女性(たとえば「のすたるじや」の看護婦や黛ジュン)も新木の〈特権的なフェティッシュ〉と言えるでしょう。 ▼ "「少女」は新木の一貫して特権的なフェティッシュであり、「少女論」とは少女が無であることを知るがゆえに、それを「敗北」として享受しようという態度を指す"『#革命』p.83 革命組織でもない、故郷でもない、無としての少女でもきっとなかったのだ… ▼ 『天使の誘惑』p.87承前〈彼は非行少女を愛した。彼にとってその少女たちの突詰めた瞳だけが、この世で美しいと呼べるただ一つのものだったのである。彼は、自分自身を、おそらくその少女たちに賭けるであろうと思っていた。賭けることのない人生は無意味…