クリエイト浜松 — 静岡県西部の文化芸術系匿名掲示板

「私はやっぱり更級日記から一歩も進んでいなかった。いったいまあ、私はそのあいだ、…

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「私はやっぱり更級日記から一歩も進んでいなかった。いったいまあ、私はそのあいだ、何をしていたのだろう。革命を、あこがれた事も無かったし、恋さえ、知らなかった(中略)私は確信したい。人間は恋と革命のために生れて来たのだ。」(太宰治「斜陽」)1968年頃の文学好きにとり「更級日記の少女」とは #革命 の隠喩だったのかもしれない。
「あなたは、更級日記の少女なのね。もう、何を言っても仕方が無い」(太宰治『斜陽』)
この〈竹芝といふ寺〉につたわる女宮と衛士の駈落ち話をはじめて聞いた『更級日記』の作者が当時かぞえ年十三であったことに注目したい。物語が好きすぎて「いつか『源氏物語』全巻をコンプリートしたい!」と強く望んでいたくらいだから、そういう性愛がらみ…
新潮日本古典集成『更級日記』(秋山虔・校註)p.18から改めて、火焚く衛士の〈ひとりごちてつぶやきける〉。〈などや苦しきめを見るらむ。わが国に七つ三つ造り据ゑたる酒壺に、さし渡したる直柄(ひたえ)の瓢の、南風吹けば北になびき、北風吹けば南に…