郵便用語集
郵便局で働く郵便外務員が使う業界用語や略語や隠語をまとめた。ただし、この用語集は東海地方に偏っている。Japan Post Jargon File ver.2.0 (2026-01-09)
あ行
- 赤車(あかしゃ)
- 軽四輪車エブリイの別称。混合や夜勤のときにキャップをかぶり乗る。
- アテショ
- 住所の番地に住んでいない人宛だったり転居届が切れていたり住所がまちがっていたりした郵便に「あて所に尋ねあたりません」シールを貼って還付すること。スタンプの局もある。自分のハンコと確認者のハンコを捺す。「転送切れてるからアテショで還しなよ」
- 穴(あな)
- 区分口を数える単位。「あと3穴(みあな)残ってます」
- 網掛け(あみかけ)
- バイクのリアボックス内において、落失防止のために郵便物に網をかけること。
- あるところ配達(あるところはいたつ)
- チラシやタウンを普通郵便や入力物のある家の受箱だけ配達すること。実際の軒数とチラシの枚数に差があるために可能。そういった要領の良さが生き抜く上では大切だ。
- EV(いーヴい)
- 電動の機動車のこと。重いので転倒により重い労災が発生しやすい。走行距離の長い区では使われないことがある。
- 井桁(いげた)
- 年賀のときなどに戸毎の年賀ハガキをゴムで把束せず縦と横と互い違いに置くこと。
- 一号便(いちごうびん)
- 午前に出局してから昼に帰局するまでに配達するもの。配達員により午後一時近くになることも。
- 一時紛失(いちじふんしつ)
- 書留などを誤配や落失などで一時的に保管できない状態にさせ、のちに発見されること。紛失よりはマシだけど叱れる。
- 一集(いっしゅう)
- 第一集配営業部の略称。
- 犬(いぬ)
- 配達員の天敵。ときどき噛まれる配達員が出る。撃退法は鼻を蹴り上げる。
- 受箱(うけばこ)
- 客の家や会社にあるポストのこと。ときどきバケツやダンボールや壷の家がある。単にポストと呼ぶと差出箱と紛らわしいので。
- ウマ
- 年賀順立のときにサオを置く器具。倒すと苦労する。「ウマの近くで走るな」
- SKYT(えすけーわいてぃー)
- ショートタイム危険予知トレーニングの略称、交通事故防止のためにもろもろを記入して班ミィーティング時に呼称する書類。書類を作れば何かを指導した・やった気になる書類至上主義の典型。猫ちゃん飛び出しがち、アクセルオフしがち。
- オオモノ
- 定形外の通称。局にもよるけどアラモノはあまり聞かない。
- オニギリ
- バイクに載せている新しいタイプのリアボックス。オニギリの三角に似ているからこの呼称がある。古いタイプは単に平らなヤツと言われる。雨の日はオニギリの方が濡れないけれど、古い人には平らな方が好きな変態さんもいる。
か行
- 改区(かいく)
- 班の区を改編すること。平準化されることが多いけれど、配達員による能力の差があるので配達時間は非平準化される。
- 戒告(かいこく)
- 給料に響く重い処分。昇給が一号棒減る。賞与も減る。
- 外人(がいじん)
- 外国人あるいは外国人っぽい人、日系人もふくむ。居住確認がなかなか返ってこない、転居が多い、日本語が通じない、名前が長くて同一人物か判断しにくい、など苦労する。地図に「外人」と書いてあることもある。
- 開封誤配(かいふうごはい)
- 誤配した封筒や圧着ハガキが開封されて回収されること。スプレーで復元可能なこともある。それでも、受け取った人はちゃんと宛名が自分かを確かめてから開封してほしいな。
- ガサ
- 定形外の通称。
- 嵩物(かさもの)
- 厚みのある定形外。付録付きの通信教材やカタログなどが典型。たいていマルツになる。
- カタログ
- 物販とも。探せば安くておいしいものがたくさんある時代に、割高でそこそこおいしいものを送りつける郵便局の商品のこと。ほとんどのカタログの顧客は自爆の郵便局員とその親族である。配達員はほとんど実入りがないのにカタログ販売営業を無理強いされる。
- カネトリ
- 客から金を取ること、代金引換とか切手販売とか料金不足とか。ゼニトリとも。おつりの入力を間違えて超勤になることもある。切手の発売日などカネトリが多い日は苦労する。
- 紙物(かみもの)
- ビニルで覆われていない紙製の封筒のこと。紙製の定形外を指すことが多く、雨の日は濡らさないよう計配する。
- 完全投函(かんぜんとうかん)
- 雨濡れ防止や盗難防止のため郵便やゆうパケットを受箱に完全に入れること。キャラクターものの口の狭い受箱を使って定形外の封筒も入らないお宅については、定形外のゆうメールであっても完全投函を理由に積極的にマルツを切っていけばそのうち再配の手間が嫌になって受箱を変えてくれるかも。
- 機械(きかい)
- 区分機のこと。定形郵便を配達順に並べてくれる。
- 機動車(きどうしゃ)
- 郵便バイクのこと。50ccと110cc、それにEVがある。
- 客(きゃく)
- 配達先の住民。手のかかる客は配達員が躾けていかないと地域社会や後輩たちの迷惑になる。
- 業務困難局(ぎょうむこんなんきょく)
- 仕事がきつい局。ブツが多いか人員不足かで休憩をとれなかったり超勤が2時間を超えたりする。地方の県庁所在地や政令指定都市が多い。
- キョカク
- 居住確認の略称、居住確認することと居住確認のために投函するハガキ「居住確認のお願い」「居住確認のお伺い」「お住まいの確認」等を指す。局によってハガキの形式が違うけれど、いずれも手作り感が満載である。キョカクの戻り具合や同居の家族の書き具合で引っ越してきた客の民度を推し量ることができる。「キョカク戻って来ないんで還付しちゃいます」
- キンペン
- 勤務変更の略称。
- くっつき
- くっつき誤配の略称。圧着ハガキなどが他のハガキにくっついて誤配すること。投函時に裏返せば見抜けるし、慣れれば指の感覚で分かるようになる。
- 区分機(くぶんき)
- 定形を並べてくれる優れものの機械。ときどき郵便をビリビリに破く。図体がデカく長いので地域区分局や大きな局にしかない。
- 区分口(くぶんこう)
- 区分棚の仕切られた空間。大区分する前は配達原簿と転送シールだけが入っている。ときどき事故を入れる区分口もある。アパート1棟だけの区分口もあれば70軒ある区分口もある。
- 区分棚(くぶんだな)
- 大区分するための棚で、区分台の上に置く。1つの区分棚に5行x列で仕切られた区分口があいている。建ち並ぶ区分棚で仕切られた郵便作業室で、郵便配達員は朝の立ち上がりの仕事をする。「区分棚を蹴るな」
- 組合(くみあい)
- 日本郵政グループ労働組合の略称、JP労組とも。日本最大の労働組合にして御用組合、新聞が月初に届く。局によっては年末年始に組合から食料応援があることも。万が一のときのために組合役員の知り合いを作っておいた方がいい。支部によって力は違い、強い支部だと気に入らない局長を追い出せるかも。
- くるくる台(くるくるだい)
- 年賀順立のときに把束した年賀を置く器具。ウマを使わない局で使い、サオだけを積み上げて車輪をつける。
- クレーマー
- なんでも謝罪しちゃう郵便局の体質につけあがって申告を繰り返す客。誤配ならまだ許せるが、雨濡れや折曲げや投函方法や不着などの度重なる申告は客の思い上がり。郵便局だけは相手にしてくれるので、社会から相手にされない客が自己の欲求を満たすためにクレーマーになりやすい。対応するときは録音・録画したほうがよい。
- 訓戒(くんかい)
- 局長から叱られること、始末書を書くと職務発令で訓戒を受けることがある。気にするほどのことではないけれど訓戒三回で戒告と同等となる。
- 計配(けいはい)
- 計画配達の略称、ようは人員不足や欠区などを理由に郵便部から班におりてきた郵便をすべて配達に持ち出さないこと。2パスを翌日回しにすることも含む。「雨だから紙もの定形外は計配していいよ」
- K方式(けーほうしき)
- 最速の道順組立方式だけれど道順組立はしない。通区しており転居を完全に覚えたらできる。この方式は2パスを道順組立せずそのまま取り出して手区分を差し込んだだけで把束して持ち出す。転居や誤区分は現地で判断し、残として持ち戻る。パタパタする時間もないときの方式で、これを教えてくれたイニシャルKさんはトバシと併用していた。
- 消印(けしいん・しょーいん)
- 日付印(にっぷいん)とも言う。消印のおされた郵便のこと。消印がおされていると計配しにくい。切手ばりとも言うけれど消印には証紙も含む。「消印はぬいといて」
- 欠区(けっく)
- 突発や人員不足で配達できない配達区ができること。単に欠(けつ)とも。これを減区と呼ぶ支社や局もあるらしい。他の班員が苦労する。「今日2欠(にけつ)。もう帰ろうかな」
- 減区(げんく)
- 改区のうち班の区を減らすこと。たとえば7区を6区に減らすなど。一人当たりの配達物量は当然増えるので誤配や郵便物の放棄隠匿が増える一因となる。これらは配達員ではなく減区をした支社の責任である。
- 原簿(げんぼ)
- 配達原簿の略称。
- 高校生(こうこうせい)
- 年賀順立に来てくれる高校生バイト。
- 誤還付(ごかんぷ)
- 住所に宛名の人が配達原簿に載っているのに還付すること。
- 誤区分(ごくぶん)
- 違う区の郵便が2パスに入っていること。
- ゴゴイチ
- 12~14時の時間指定。局にもよるが日勤者は12時30分には帰局しているので実質30分しかない時間指定。
- コッパイ
- 小包配達を委託している業者さんのこと。「コッパイの衆に頼め」
- 午前様(ごぜんさま)
- 午後にも在宅しているのに午前中指定をしてくる客。重なると苦労する。月曜日午前中に指定してくる客はたぶん社会経験に乏しい。
- 誤転送(ごてんそう)
- 転送シールを間違えて貼って転送すること。転送された局で誤配しちゃうダブルミスが起こりかねない。
- 誤配(ごはい)
- 正当受取人ではない住所へ配達すること、配達員の宿痾。転送漏れ・還付漏れ・くっつき・思い込み・同姓・似た番地などさまざまな誤配のバリエーションがある。ちゃんと原簿を見て順立して、配達するときに番地→宛名の順に確認すれば減る。だが「したこと」である誤配は結果に過ぎず原因は確認を「しなかったこと」にある。つまり誤配は配達員の無意識や注意しきれなかったことを原因に起こる。そのため誤配を根絶するには、誤配を配達員個人の問題ではなく会社や職場環境の問題だと管理者が認識する必要がある。
- コロコロ
- コロ助とも。ファイバーを動かすときに下につける車輪。不足しがち。
- 混合(こんごう)
- 小包や大きな荷物を軽四輪で運ぶ人。バイクに積めない定形外を持っていってくれたり持っていってくれなかったりする。局によっては速達や書留を持っていってくれるらしい、いいなぁ。
- コンサルティグ
- 旧モニタリング、専門役による監査のこと。前日の準備・対策や当日の接待点検や接待SKYTや接待多段階一時停止で現場は時間を奪われる。
さ行
- サイハイ
- 再配達の略称。午前中指定は苦労する。
- サオ
- 年賀順立のときにウマに並べる器具。把束した年賀を並べて置く。「サオを作業台に持っていっていいよ」
- 査数確認(さすうかくにん)
- 昼の帰局から出発までの間に、配達証の数と残りの本数の合計が書留の引受本数と同じことを確認する。「書留本数多いから昼の査数確認忘れずに」
- ザツ
- 定形外の通称。「ザツ、計配して」
- 残(ざん)
- 会社の判断ミスにより、配達に持ち出した郵便のうち配り切れずに持ち戻った郵便。これを捨てたり隠したりすると放棄隠匿になる。普通に持ち戻ればいいのに放棄隠匿をしてしまうのは残を出した責任を配達員個人へおしつける会社の問題である。
- 産業医(さんぎょうい)
- あきらかな鬱病でも「がんばれるよね」とがんばらせる御用医師。診断書が欲しければ町のクリニックへ。
- サンドイッチ
- くっつきを防ぐために同じ宛所の封筒の間に同じ宛所のハガキをはさむこと。標準はハガキを宛所の先頭に、封筒を後ろに道順組立する。人によって好みは分かれる。
- JSET(じぇいせっと)
- 情報収集営業トレーニングの略称。SKYTの営業版。特約営業などの練習を画像を使って行う。
- JPCC(じぇいぴーしーしー)
- 日本郵便お客様サービス相談センターの略称、あるいは相談センターなのに「相談」しない相談センターから丸投げされてきたお客様からの苦情。たいていはお客様の思い込みと勘違いと妄想でできている。
- 時間外着手(じかんがいちゃくしゅ)
- 勤務時間外に郵便にさわること。組織的にやる局と絶対にやらせない局とがある。
- 時間給(じかんきゅう)
- 1時間単位で早退すると時間単位でつく有給。基本はx時45分に退勤する。多くは早く配達が終わり午後3時45分に退勤すること。
- 事故(じこ)
- アテショや誤区分の郵便のこと。誤転送も言う。
- ジコ
- 事故を突っ込んでおく区分口。
- 事故事例(じこじれい)
- 事故事例研究会の略称。保険を使う交通事故が起きると一週間後くらいに事故者を質問攻めにしてよってたかって吊るしあげる会。制度化されたパワーハラスメントである。その会ではほぼ達成できない目標が策定される。
- 自爆(じばく)
- 自爆営業とも。配達員がおもにカタログ商品や年賀状等を自己負担で購入すること。管理者から声がけや営業をうるさく言われる前に自爆してしまえば無駄な負担を避けられる。管理者の言う「売ってこい」は「自爆しろ」の意。指標が目標(計画)に戻れば自爆は増える。そして、会社は実需を見誤り、商品開発力は低いままで、配達員に営業力はつかない。
- 始末書(しまつしょ)
- 誤配や紛失や交通事故を起こすと経緯を書く書類。基本的に手書きで、書式は局により違う。書く基準は局長や部長の気まぐれである。書くよう指示されているのに就業時間内には書けない。慣習化されたパワーハラスメントとも言える。
- ジャニーズ
- 大手芸能事務所からの配達日指定郵便。
- 順立(じゅんだて)
- 道順組立の略称。定形外を配達順に並べること。2パスを配達原簿を見ながら手区分を組み入れ、事故を省き、並べること。配達はなかなか速くならないので、順立を速くするのが早く帰局するためのコツ。
- 順立さん(じゅんだてさん)
- 道順組立をするパートの人。傷病でバイクに乗れなくなった地域基幹職がやることもありその場合は、なんちゃって外務とも呼ばれる。
- ジョブタイムキーパー
- 配達員が休憩や終業など時間を守っているか時間前着手をしていないかなどを監視する人。でも本当に必要なのは、部長や専門役がミーティングや研究会で長々と演説するのを止められるタイムキーパー。
- 人事評価シート(じんじひょうかしーと)
- たとえ仕事をがんばってもその年度の部長に嫌われていたら評価を下げられてしまう制度されたパワーハラスメント。部長からの評価には根拠となる資料を求められないのに、苦情相談申立をすると根拠となる資料を要求される。そして根拠となる資料が認められないと苦情相談申立そのものがなかったことにされてしまう。
- ストレスチェック
- 年一回受けるテスト。面接指導が「要」になると産業医と面接するため支社などにある郵政健康管理センターへ出張できる。当たり外れはあるけれど、局長に是正を促す書類を出してくれる産業医もいるのでパワーハラスメントによるストレスに悩む配達員はストレスチェックが「要」になったら総務部へ面接指導を申し出よう。
- 砂消し(すなけし)
- 砂消しゴムの略称。ポストあがりの封筒にペンなどで書かれてしまった「誤配です」などの文字を消すために使う。
- スプレー
- スプレー糊の略称。誤配した圧着ハガキが開封された状態で回収されたときにスプレー糊で貼ってごまかす。
- 0世帯(ぜろせたい)
- 元旦に配達する年賀ハガキのない世帯のこと。12月31日に記録しておく。
- 全域タウン(ぜんいきたうん)
- 配達区の全域にタウンが出ること。とても苦労する。
- 選挙(せんきょ)
- 選挙郵便の略称。来たその日のうちに配達しないとならない。転送シールは選挙スタンプや立候補者の顔や文言にかからないよう貼らなければならない。「今日は普通郵便やらずに選挙と入力と書留と消印のあるやつだけでいいよ」
- 千切り(せんぎり)
- 大区分するときどこの区分口へ入れるか分からず、区分棚の上の区分表示板を見ながら、ハガキや定形郵便の硬い側面を区分台へ何度も叩き付けること。包丁で千切りをするような音がする。「お、キャベツ千切りしてんの?」
- 先後処理(せんごしょり)
- 定形外が多く過積載などになりそうなとき、特増など後回しにできるものを翌日へまわすこと。
- 前日大区分(ぜんじつだいくぶん)
- 前日の勤務時間中に翌日配達する定形や定形外の大区分をしておくこと。大区分した小型・大型・かさ物の物数を入力し、その数を翌日入力する。超勤をして前日大区分すると止められることが多いけれど、超勤でも前日大区分をしないと配達が遅い人はずっと遅いままになるし、トータルで多く超勤する結果にもなりかねない。
- 前送(ぜんそう)
- 元旦に配達する年賀ハガキをファイバーに入れ、配達区の近くの郵便局などに軽四などで置いておくこと。
- センター
- 旧集配センターの略称。山間部や海辺など田舎を配達する拠点。特殊室がないので書留を自分たちで交付しなければならない。
- 専門役(せんもんやく)
- 事故事例研究会やコンサルティングのときに来局する専門的すぎる方々。元局長などのお偉方だったりする。配達員は、接待点検や接待SKYTや接待多段階一時停止をするので時間を盗られる。
- 速達(そくたつ)
- 朝に出たら一号便、昼に出たら二号便のうちに手渡しで配達する郵便。不在なら投函できる。でも実際にその通りにしていると難しいこともあるので朝に出た速達が二号便で配達されることもある。ただ、特定記録の付いた速達は苦労する。
た行
- 大区分(だいくぶん)
- 定形外や2パスのかかっていない定形を区分口へ入れること。→ミニ大区分ゲーム
- 台車(だいしゃ)
- 区分棚前の作業台からバイク駐車場まで順立・把束した郵便を運ぶ器具。これを使わずファイバーと車輪の足を組み合わせて運ぶ局もある。
- 対面誤配(たいめんごはい)
- 書留やゆうパックを対面したのに誤配すること。とても叱られる。というのは宛所と宛名の読み上げをしていないことが露呈するから。でも外人や老人やこども相手だと聴こえていないかつ読まれていないことがたまにある。
- タウン
- 3日間で、ある地域へ全戸配布する宛名の書かれていないチラシ。タウンメール、配達地域指定「郵便」とも呼ばれる。全戸なので配達が面倒かつ宛名がないので放棄隠匿されやすい新人潰し制度。「俺が休んでいるあいだにタウンやっとけよ」
- タウンプラス
- タウンの7日間版。これらはチラシを郵便だと会社が嘘をつき、配達員にもその嘘を信じ込ませようとしている。そのような会社の嘘が、放棄隠匿したのに「配達した」という嘘を誘発する。
- 多段階一時停止(ただんかいいちじていし)
- 見通しの悪い交差点で何度もする一時停止。二段階一時停止とも言っていた時代がある。これを練習するために郵便体操のあとで多段階一時停止体操・出るぞ出るぞ体操・来るぞ来るぞ体操をする。この体操、最近は左右安全確認体操と呼ぶ。
- 端末(たんまつ)
- DOSSの別称。
- ダンモノ
- 定形外の通称。
- 地域区分局(ちいきくぶんきょく)
- 県にひとつか複数ある大きな局。区分機がたくさんあるので2パスがそこから来たり計配する2パスをそこへ戻したりする。
- チャット
- Dcatの機能のひとつ。位置情報つきで班員全員に同時にメッセージを送れる。労働基準法違反や上司のパワハラを記録するのにも使える。
- 中勤(ちゅうきん)
- 日勤より遅く、夜勤より早く出勤する。
- チューデン
- 電力会社の郵便、一ヶ月に一度町ごとにほぼ全戸に出る。苦労させられる。2022年4月から緩和された。
- 超勤(ちょうきん)
- 残業のこと。基本は90分まで。昼のミーティングで何分超勤するかを超勤申請する。違っても怒られないので多めに超勤申請しておくのが吉。労基法改正までは基本120分までだった。
- 著配(ちょはい)
- 大企業や大学など郵便の多い箇所へ配達すること。マンション配達とも呼ばれる。通配ではなく赤車で行くことが多い。
- 追跡物(ついせきもの)
- 追跡。入力物の別称。
- 通区(つうく)
- 配達区を覚えるために地図を持って配達すること、通区訓練とも。区の一部だけ通区する部分通区もある。最初に先輩のあとについて行くときにそれぞれの家の受箱の位置だけはちゃんと見ておいた方がいい。それとだいたいの風景。「今日2人通区」
- 通配(つうはい)
- 普通配達か通常配達の略称。対義語は混合、もしくは著配。
- 2パス(つーぱす)
- 区分機にかけられ道順に並べられた定形郵便のこと。区分機を2回通す(パス)ことから。厚みがあり区分機にかけられない手区分は除く。
- 2パス戻し(つーぱすもどし)
- 2パスを区分機もしくは区分機のある局へ戻すこと、つまり2パスを計配すること。土曜休配になってからできなくなった。
- 都度処理(つどしょり)
- 転送や還付など事故があるたびにシールを貼ること。都度処理すると帰局後の事故処理の時間を短縮できる。
- DOSS(でぃーおす)
- Delivery Operation Support Systemの略称。作業時刻を入力したりバーコードを読み込んだりマルツを出力したりする端末機器。支社は正確な入力を要求するけれどほとんどの人は大区分なんて数えないし、作業の都度に入力なんてしない。支社から目をつけられないためだけにあとから重点項目を修正しているのが現場のリアル。
- DCAT (でぃーきゃっと)
- Delivery Communication Assist Toolの略称、GPSで配達員の位置を記録するスマホ端末、あるいはそれを使った配達員監視/管理システム。猫と呼ぶ局も。1分毎の位置を把握できるので客から届いていないなどと申告があった入力物や誤配した入力物をどこの地点で入力したのかだいたい把握できる。また、15分以上同じ地点にいると管理者へ通知が行く。他の班員の現在位置を知ることができる。
- 定時(ていじ)
- 午後4時45分から午後5時までに退勤すること。「書留40本か。今日定時?」
- 適応障害(てきおうしょうがい)
- 異動で局が変わったときとか職場環境が変わったときにかかりやすい鬱一歩手前の精神病。ケガ以外で配達員が病気休暇をとる理由として多い。 手区分とも。
- 手区分(てくぶん)
- 2パスのかかっていない定形郵便のこと。誤区分などで出てきたため大区分する必要がある。
- 点呼(てんこ)
- 大なり小なり業務に支障のある者を貨物自動車運送事業輸送安全規則に基づいて配達へ送り出す儀式。点呼不備や巷で云う不適切点呼で話題になるまでほとんどの配達員は点呼を忘れていた。
- 転送(てんそう)
- 転居届が出た家宛の郵便に転居シールを貼ること。機械がシールを貼る局もある。一部転居と全部転居がある。また、破産管財人へ送る転送はゆうメール以外を転送する。区の転居をすべて覚えれば順立が速くなる。
- 転送不要(てんそうふよう)
- 転送しちゃダメな郵便。ただ、見逃されがち、転送シール貼り
- 特殊(とくしゅ)
- 特殊室の略称。書留をくれて、書留を返すところ。作業の遅い特殊の人だと返納時に行列ができる。
- 特送(とくそう)
- 特別送達の略称。裁判所から来る。郵政認証司を見つけ認証してもらうのが面倒。
- とっかかり
- とっつきの別称。
- とっつき
- 区の道順で最初の家もしくは事業所。通区はここを知ることからはじまる。「うわっ、とっつきに書留ある」
- 突発(とっぱつ)
- 配達担当者が突然休むこと。予想していなかった欠区が発生するので他の班員が苦労する。しかし他の班員が苦労するのは会社の問題であり個人の問題ではない。「いつもの突発ね」
- トバシ
- ブツが多いときに消印のない郵便だけの家や飛地や受箱が公道に面していない家への配達を飛ばす配達法。配達員やブツにより、消印のないハガキ一枚だけの家をとばすなど手法は様々ある。新人が一周するための裏技でもある。
- 飛地(とびち)
- 密集市街地から離れている配達先。住所の都合で別の配達区のなかにある配達先も言う。田舎に多い。たいていは他の配達区や他の班にお願いする。面倒な日は翌日に計配するけれど事業所だとそれができない。
- トメ
- 書留の略称。簡易書留や特別送達や配達証明や本人限定も含む。特殊室からもらい返す郵便のこと。
な行
- ニーマル
- 郵便・物流の郵便局職員のこと。あまり言わなくなった。
- 二号便(にごうびん)
- 午後の出局から帰局するまでに配達するもの。配達員により午後七時をまわることも。
- 二集(にしゅう)
- 第二集配営業部の略称。
- 二段階停止(にだんかいていし)
- 多段階停止の初期バージョン。
- 日勤(にっきん)
- 8時や8時半からのふつうの勤務。
- 入力物(にゅうりょくもの)
- 入力とも。追跡サービスのついた荷物、レターパック・ゆうパケット・ゆうパック・特定記録など。書留を含めることもある。「1区、午後の入力物とるよ」
- 人間関係(にんげんかんけい)
- 配達員が退職する理由のひとつ。たいていは班内の人間関係が理由だが、他班の班員や管理者との人間関係を理由に退職することもある。長く続けたいなら職場は最低限の生活資金を稼ぐ場と割り切って、別に趣味を作り仕事時間を趣味の発案や上達のための時間に充てるべきだろう。人間関係が悪くなる原因は相手の程度の低さにあるのだから、職場の人間関係なんか気にしない方が得策だ。
- 年賀(ねんが)
- 年賀ハガキを販売し、クリスマスあたりから通常配達をやりながら道順組立し、元旦に配達する郵便配達の一大イベント。新人は年賀を経て一人前になる。会社は年賀ハガキを伝統文化としているけれど本当に伝統文化を重んじるなら略式である年賀ハガキよりも正式な対面による新年の挨拶を推奨すべきだろう。
- 年内配達(ねんないはいたつ)
- 年賀の一般信混入により旧年中に年賀を配達してしまうこと。大きなクレームになりがち。
は行
- 配達原簿(はいたつげんぼ)
- 原簿。道順組立のときに使う、住所と住人の名前が書かれている個人情報資料。間違って定形外と一緒に配達したり待ち出して紛失したりすると苦労する。
- 爆発(ばくはつ)
- 物量が多いこと。薄物定形外や定形よりはかさ物定形外について言われる。「きのうは定形外が爆発していた」
- ハコモノ
- 箱に入った定形外やゆうパケットのこと。通信販売のハコモノが多くなった。新しい方法で注文するのに受箱が小さいままなのでマルツになる。
- 把束(はそく)
- 順立した定形外や定形を輪ゴムでくくること。または大晦日に年賀ハガキを手に持てる厚さだけ太い輪ゴムで縦にくくること。
- パタパタ
- パタパタ方式とも、2パスの道順組立の方式のひとつ。研修で習う標準の道順組立は2パスを区分台から2~3センチはみ出させてずらしながら重ね、そのはみ出しを指で持ち上げて手区分を差し込む方式。それに対してパタパタ方式は左手を衝立のようにして、区分台に積んだ2パスを立てながら送る道順組立する方式。右手から左手へ送るときパタパタ鳴るのでこう呼ぶ。普通に道順組立するよりも速いらしいけれど、人による。
- 発達障害(はったつしょうがい)
- 郵便配達員に多い障害。精神障害は職業病のようなものだが、当然のように発達障害を抱える人も多い。誤配など入力ミスの多い人や班員とうまくやっていけない人は一度診察してもらうことをお勧めする。
- ハンコ
- 入社したときに作るシャチハタ。アテショシールやSKYTや各種書類などなんにでもハンコを捺さなければ仕事がはじまらない。自分たちの仕事に何か意味があると信じるためにハンコはある。
- 班長(はんちょう)
- 班のボス、部長と班員のあいだに立って上と下から責められる人。有能が班長になることが多い。そのため、ふつうや無能の班員の心情や悩みを理解できないか理解しようともしないか、なので離職者を増やす。班長業務は基本的に班員が分担して行うので、基本業務は担務表をつくること・欠区対応・会議に出ること・誤配の謝罪など。
- ファイバー
- 定形外が入ってくる透明もしくは青いケース。コロコロをつけると機動性が上がる。そのまま郵便バイクのリアボックスに載せられるサイズになっている。
- 富士山(ふじさん)
- バイクのリアボックス内における網掛け方法のひとつ。かたちが富士山に似ているから。
- 不着申告(ふちゃくしんこく)
- 郵便が届いていないという苦情。たいていもう他の同居家族が受取っているか、差出人が宛所を間違えて書いているかだったりする。
- 不着調査(ふちゃくちょうさ)
- 不着申告が出たときに該当の家の前後3軒以上や同一原簿内や同じ区の同姓の家などに誤配がないか訊いて調査すること。でもたいてい最初に該当の家を訪れれば済んでしまうこともある。
- ブツ
- 郵便物の数のこと。ミーティングで言われるのでそれを基に何時に退勤できるか予測する。少ないときは1、2万。多いときは局によって10万を超えることも。
- 物調(ぶっちょう)
- 物数調査・物数等調査の略称。2パス・トメ・入力物などの数や3階以上・オートロックマンションの対面配達箇所数や出発・とっつき・帰局の時刻とメーターなどを所定の用紙に書き込む、なんのためにやるのか不明な業務。でたらめに書いても計画が困るだけで配達員が困るわけではないので、書かれる数はたいてい配達員のフィーリングである。
- プライバシー
- 差出人が書かれていないゆうパケットの総称。
- 防衛運転(ぼうえいうんてん)
- 過失割合の低い交通事故が起きたときに配達員を責めるための口実。交差点で一時停止なしを直進した配達員が一時停止無視の車にはねられた時などに「防衛運転ができていなかった」と責められる。
- 放棄隠匿(ほうきいんとく)
- 郵便を捨てたりロッカーに隠したりする犯罪行為。タウンが多い。ガソリンを運んでいるのだからタウンなんて燃やして証拠隠滅すればいいのに律儀に持ち帰りロッカーに保管してロッカー点検で発覚する。とは言え、そもそも放棄隠匿は問題の責任を個人へおしつける会社や仕組みの問題である。問題の責任を個人におしつけるから配達員は隠してしまうのだ。DOSSに「残の処理」項目が新設されるまで放棄隠匿は無くならないだろう。
- ポストあがり
- 誤配などの郵便物が郵便差出箱などに投函されて戻ってくること。窓口や電話での申告による回収やJPCCによる回収などとは違い、経緯や誤配日時が不明なため誤配した配達員が特定されにくい。けれど、封筒に「誤配です」などと直接ペンで書いてあると厄介なことになる。郵便差出箱へ投函するなら何も書かないか、書くとしても付箋に書いて、封筒には直接書かないで欲しい。
- ポスモバ端末(ぽすもばたんまつ)
- ポスタルモバイル端末の略称。DOSSやDCATに代わるZEBRA社製の携帯端末。でも「代わる」だけで何も進化しない。進化しない人間のかわりに機器が進化すべきなのに、従来のDOSSと同じく釣銭を入力しないとならないし物数や書留のデータも自動送信されない。
- 補助(ほじょ)
- 通常配達を助けてくれること、または助けてくれる人。たいてい主任などのベテランがする。補助の方法は入力物をとってくれたり数穴を持っていってくれたりとさまざま。補助してくれた人が補助した人より早く帰局するとイヤミを言われることも。「補助あるよ」と言われて期待していたら順立補助だけのことも。
- 本人限定(ほんにんげんてい)
- 書留として特殊から受け取る本人限定受取郵便のこと、宛名の客本人から運転免許証やマイナンバーカードや保険証を見せてもらい、記号番号や生年月日を書き写す。マイナンバーカードはマイナンバーを書き写さず地方自治体の首長を書くなどルールが厳しい。
ま行
- マキトリ
- コッパイの衆に頼まず、班へ落ちてきた薄物ゆうパックや小型のゆうパック、もしくはゆうパックが班へ落ちてくること。
- 前空きトレイ(まえあきとれい)
- 順立前の2パスが入っているトレイ。使わない局もある。
- 前鞄(まえかばん)
- 配達する際にスーパーカブや自転車の前に設置する郵便鞄。把束した定形だけを入れる人、定形外を横にして底から詰める人、定形外を宛先が見やすいように縦に並べる人など使い方はさまざまである。落防止のために、晴れの日も常に雨覆いをかぶさせる局もある。
- 前超(まえちょう)
- 勤務時間前の超勤。
- マルツ
- マルツーとも。不在連絡票と不在連絡票を出した郵便・荷物のこと。「この特定記録はマルツです」
- 窓(まど)
- 郵便局の窓口。
- 未入力(みにゅうりょく)
- 入力物や書留を、受入から5分以内で配達完了すること、もしくはそもそも受入せず配達完了もせずに配達すること。未入力をすると叱られる。前者は、追跡は受入削除して追跡番号をメモして6分後以降に配達完了し、書留は配達完了からではなく配達証を印刷すれば回避できる。郵便追跡サービスを見た客の苦情を減らすためだが、受入入力しないと受入されないシステムに欠陥があるのに未入力を出した配達員を責めるのは本末転倒だ。これも問題の責任を配達員におしつける会社の問題のひとつだろう。
- メルカリ
- 差出人が書かれていないゆうパケット、フリルもあるけど総称してメルカリ。ときどきゆうパックもあるので注意。
- 万年主任(まんねんしゅにん)
- 班長や副班長にならず、ずっと主任のままの古株。
- ミステリーショッパー
- 専門役や暇な課長が局近くの交差点に潜み、配達員が一時停止や多段階一時停止をしているかチェックする行為。彼らは暇なのだ。
- 無駄(むだ)
- 郵便の仕事で無駄と思われていること、何回もあるミーティング・郵便体操・出発時の点検・管理者・専門役など。しかし郵便の仕事そのものが社会から無駄と思われているかもしれないので、無駄を愛でる心意気も必要だ。「郵便の仕事には無駄が多い」
- 無能(むのう)
- 能力が低い、とも言う。配達が遅く補助を受けざるをえない社員。要支援になっていることが多い。しかし超勤で稼がないと生活が成り立たない社員にとって配達が速いことにメリットはない。
や行
- 夜勤(やきん)
- 夜間のゆうパック配達や再配達へ行く勤務。中勤より遅い。局によっては軽四輪に乗る。夜勤といっても客ありきなので午夜を跨ぐことはない。
- 夜勤補助(やきんほじょ)
- お中元お歳暮の時期などに夜勤の補助をすること。通配が終わって急に頼まれることがある。
- ヤリキリ
- 一号便の出発時に配達区すべての定形・定形外・入力物を持ち出して昼休憩に戻らず配達を終えること。年賀準備などで別の人に二号便を任せられるときにできる。
- 郵政カブ(ゆうせいかぶ)
- 古い50ccもしくは90ccのカブ。前鞄の重さがハンドルに直接来る。たいていキックでエンジンをかける。
- 有能(ゆうのう)
- 無能の逆で配達の速い人のこと。彼らが無能の補助をすることで郵便制度を支えているように見える。
- 郵便体操(ゆうびんたいそう)
- 朝礼時、一斉に行う郵便配達員のための体操。11の動きと深呼吸からなる。カルト教団の礼拝などと同様の集団催眠の技法で、集団で同じ行動をさせることで心理的にコントロールされやすい身体へと改造されていく。冒頭の「今日も元気に郵便体操をいたしましょう」が配達員の心をえぐる。
- ユニオン
- 郵政産業労働者ユニオンの略称。ストライキを打ったりする活動的な労働組合。
- 指サック(ゆびさっく)
- 指送りをスムーズにするため両手の親指につけるゴム。すべての指につける人もいる。
- 要支援者(ようしえんしゃ)
- 誤配や配達しきれない郵便の持ち戻りがある配達員が月一回班長等と対話するパワーハラスメント制度。いつの間にか要支援になっていて、いつの間にか要支援を外されている。要支援者は月一回の対話の他は特に何もする必要がない。要支援とあるけれど、他の班員からの支援(補助)はないことが多い。
ら行
- レタパ
- レターパックの略称。プラスは赤、ライトは青と呼ぶ。プラスは最近速達扱いになった。しかし受箱の大きさや在宅か否かでプラスよりライトの方が早く届くことがある。
- 列(れつ)
- 区分口を列で数えることもある。「午後は2列やってくれればいいよ」
- 労担(ろうたん)
- 総務部のよくお世話になる課長。よく局長や部長からつぶされる。
わ行
- 輪ゴム(わごむ)
- 郵便を把束するもの、ゴムとも。太輪ゴムと細輪ゴムがあり太は区分口ごと、細は企業や家ごとに把束する。年賀用に赤輪ゴムや青輪ゴムを使う局もある。「ゴムが切れた」